京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

笹間ヶ岳
2025.08.28

Top_photo

群れをなして咲くサギソウは少なくなり残念

飾り 飾り 飾り

飾り 飾り

日程:
・2025.8.28 (木) 晴れ   哲郎・道子

駅 行き: JR石山駅東口 7:40 - 東急団地入口 (帝産バス/田上車庫行)
駅 帰り: 東急団地入口 13:58 - JR石山駅東口

コース:
・JR石山駅東口3番(7:40/田上車庫行)~(7:57)東急団地入口バス停~富川道登山口~御仏堰堤~御仏河原~大谷河原~笹間ヶ岳~砂防林道~新名神工事現場~林道車止め(13:26)~(13:30)東急団地入口バス停~スーパーへ立ち寄る~東急団地入口バス停(13:58発)

注意:
・石山駅~アルプス登山口へは帝産バスを利用するが、ICカード等は利用できません。両替すると「新札の両替は出来ません!」と運転手。(新札の5000札だから出来なかったのかもしれませんが?)


飾り 飾り 飾り

 夏の終わりは毎年笹間ヶ岳へサギソウ観察に出かけている。今年も出かけることにする。今年はいつもより少し早い、石山駅8:00発アルプス登山口行きのバスに乘ることにする。石山駅のバス停へ降りていくとバスが止っていて、7:40発田上車庫で発車寸前、表示板を見ると東急団地入口に止るので、このバスに乘ることにする。

 このバス、ICカード等電子決済が使えないので途中で両替することにする哲郎。「新札は両替できません!」と運転手、道子と小銭を集め440×2=880円を用意出来ホットする。

写真 写真
東急団地入口バス停 アルプス登山口横を通る

 予定より20分早く着いたのでスーパー横のトイレを利用することにする。スーパーは9時からです。アルプス登山口へ向かい道沿いの野草を観察しながら工事中の新名神の下を潜っていく。完成まで後2年かかるそうです。

 天神側を渡り左岸を歩いていく途中で、哲郎はサングラスがないことに気づく。先ほどの野草観察中に外したようで、哲郎はそこまで引き返すことにする。サングラスは見つかり道子が待つ所へ急ぎ足、待っていた道子は「何やら虫が飛んできて刺された!」という。

写真 写真
新名神工事中 天神川を渡る

 「まだ腫れてなく何処に刺されたか分からないが、アブのようだ。でも、いつもと違ってとても痛い!」と。まだ表面に腫れ等現れていないので、ここから進行するか引き返すか迷う道子。結局「いつもより痛みが強い!」と、道子は引き返すことになり、哲郎一人で笹間ヶ岳へ向かうことになる。

 橋から天神川沿いに7~800m歩くと右に登っていく分岐に出合う。ここが東海自然歩道の「富川道」入口である。さっそく分岐から谷間を登っていく。直ぐに階段が続くが所々の階段部分が崩れていて道横を歩くことになる。

写真 写真
綺麗な道だが、道子はアブに刺される 富川道」入口に着く

 入口から5分歩くと細い谷に出合う。水際に何か咲いていないか谷間を覗くが花は何も見つからなかった。谷を渡ると再び階段が続き羊歯の間を登っていく。ここも綺麗に手入れされているので、足元には花は見当たらない。谷から10分登れば足元に岩がゴロゴロしてきて目の前に大岩を見る。大岩の横を進んで木橋を見ると大岩は終わる。

写真 写真
ベニイグチ? 分かりません 細い谷に出合う

写真 写真
石や岩が続く 木橋を見ると大岩は終わる

 橋を渡りシダの細い谷間を登っていくと大岩の上を歩くようになる。前方が開けたところで岩が続く斜面に出合う。ここは水が流れるので、一応大きな滑滝なのだろうが、流れる水が少ないのでただの岩場に見える。

写真 写真
大岩の上を歩くようになる 細い流れの滑滝

 岩場の上まで登っていき振り返ると遠くの山々が少し見えてくる。よく見ると下の岩場を登り始めるカップルを見る。レスキューポイント「S-4」を過ぎると、水が流れる幅数mのちょっとした広場に着く。昔はここに色々な小さな花が咲いていて、ユックリ観察したものだが今はほとんど咲いていない。何か咲いていないかなとウロウロしていると、先ほど見たカップルがやって来たので先に進んでもらう。

写真 写真
細い流れの広場に野草なし 分岐で笹間ヶ岳方面へ

 岩場から20分歩くと分岐に着く。まだ真っすぐ進んだ事はなく今日も右に進み笹間ヶ岳への道をとる。数分登っていくと小池が目の前にサギソウをみる。先の二人も観察中、「皆で少ないな~!」と言いつつサギソウを観察、この付近には10株程度しか目に着かなかった。池の上に段々と進んで行けばもう少し咲いているが、ここは諦め先へ進む。

 次の小池にも数株とミミカキグサが少々・・・写真を撮ることもなくカップルの後を付いて行く。次の大池の回り数カ所でもサギソウを見るがポツポツ咲いているだけで淋しい!

写真 写真
サギソウ観察が始まる 山の中に広い池がある

 少し下って大谷河原に着く。哲郎はここで小さな花の観察だが、ここも野草が減ってきて淋しい。河原の一番南へ進むと流れが貯まり池になっているが、この周りのサギソウも激減している。先のカップルはここで昼食休憩?哲郎は引き返し登山道に出合った所でどら焼きで小休止する。休息も終わる頃カップルが引き返していくのを見送り、哲郎は笹間ヶ岳へと腰を上げる。

写真 写真
大谷河原に着く
ここから南に広い河原が続く
大谷河原から尾根へ登っていく

 笹間ヶ岳までは1Km余り、標高差90m余り登るだけ、何か咲いていないかな?と思いつつ登っていく。直ぐ尾根に乘るとやってくるカップルにであう。何故か途中で3カップルに出合う。この方向から登ってくる人は少ないので、笹間ヶ岳からUターンしているのだろうか。

写真 写真
1カ所 急坂あり 尾根道に砂防処理
この山は崩れやすい

 途中で林道に降り立つと笹間ヶ岳は近い、標識に300mとある。ここに見晴らしポイントがあり琵琶湖方面を望むが、沢山のクレーンが見えて余り絵にならない。再び登山道を進むと数分で笹間ヶ岳に着く。今日は平日でここで昼食中のグループはいなく哲郎一人だが大岩に登ることなく、大岩の下で昼食とする。

写真 写真
林道に出合うと展望が開ける 笹間ヶ岳 大岩下で昼食

 15分で昼食を済ませ下山する。大岩の裏に回ると社があり、そこから下り始める。途中で西の尾根に乘り鳥居を潜って下り始める。道は急斜面でロープが続くが、そんなに危険な所はなく山頂から20分で砂防林道に降り立つ。後はこの林道を下り東急団地入口バス停へ向かうだけ。

写真 写真
大岩の裏に小さな社が ロープが続く

写真 写真
砂防林道に降り立つ 砂防林道を下っていく

 20分歩けば新名神の工事現場に着き、その中を10分下っていくと林道ゲートに着く。すぐ先の車道に出て右に進むとアルプス登山道バス停、左に取ると東急団地入口バス停である。左にとり東急団地入口バス停へ向かう。林道ゲートは13:26なので、石山駅行き13:39のバスがあるが、朝バスで両替ができなかったのでスーパーへ向かうことにする。

写真 写真
新名神工事現場を通る 林道ゲートに着く

 スーパー横のトイレを済まし冷たいアイスクリームを買い両替する。ユックリしていると次のバスがやってくるので、急いでバス停へ向かう。アルプス登山口からのバスは哲郎一人、平日にバスで出かける人はいないようである。

 いつも楽しみにしているミヤマウズラやナンバンキセルは見当たらず残念、サギソウは少ないと言ってもあちこちで40株ぐらい観察でき一日楽しむことが出来ました。。


飾り 飾り 飾り

 ※ 道子は病院へ向かうが、家の近所の皮膚科は木曜日に休みが多いので、帰路中の石山駅近くの皮膚科へ向かう。「これはアブでしょう!と診断されステロイド系の薬が処方された。その日から道子の腕は赤くパンパンに腫れ「痛い!」と。痛みは段々弱くなってきたが、それから痒みと赤い腫れは数日続いた。

 「今まで川辺でよく刺されていた虫はアブだと思っていたが、こんな強い痛みや赤い腫れが無かったので、その虫はアブでは無かったようだ」と道子。


飾り 飾り 飾り

写真 写真
キツネノゴマ ヨウシャヤマゴボウ

写真 写真
ヒレタゴボウ アキノタムラソウ

写真 写真
ホザキノミミカキグサ アイナエ

写真 写真
ミカズキグサ オオニシキソウ


飾り 飾り 飾り

連絡


飾り 飾り



トップへ