京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub

杉峠南尾根(花背峠~扶桑橋)京都北山
2025.02.14

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杉峠南尾根をワカンで楽しむ

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日程:
・2025.2.14 (金) 晴れ   哲郎・道子

駅 行き: 烏丸北大路 7:33 - 花背峠 (京都バス広河原行き)
駅 帰り: 鞍馬温泉バス停 15:07 - 国際会館駅(京都バス)

コース:
・花背峠バス停(8:30)~杉峠~電波塔跡(花背鉄塔)~南尾根を下る~P835~国道477~南尾根鉄塔~南の鞍部~P723~P555~林道広場~扶桑橋バス停(この時間帯に便なし)~(14:55)鞍馬温泉バス停(15:07)

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 2月9日に花背山の家で50cmの積雪とある。雲取山でシュウハイクでもと考えていたが、なかなか出かけられず北山に白いものが見えなくなったので雲取山はあきらめる。やっと出かける今日は花背峠へ向かう。前日少し降ったようで花背峠から杉峠南尾根を楽しむことにする。山の積雪量が分からないので、アイゼンやシューやワカン、「どれにしよう!」と迷ってしまう。少ない積雪でも楽しめる軽アイゼン+ワカンとする。杉峠南尾根は途中で国道477号で分断されているが、今日は国道を越え扶桑橋まで下ることにする。

 花背峠から大見尾根の林道を進み杉峠へ向かうが、何時もの積雪はなく残念。でも電波塔跡への取付き道に来ると30cm以上積もっていたのでワカンを履く。電波塔跡から杉峠南尾根、下りが続き一応ワカンのかかと落としを楽しみながら下っていくが、下るにつれ積雪が減ってきて残念。


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 広河原行きのバスは鞍馬からチェイン装着もなく花背峠へと登っていく。周囲の山々に雪が余り見られないが花背峠に近づく頃、やっと雪山に来たような気分になる。降り立った花背峠は-2℃と暖かく車道の雪は融けている。「雪、残っているやろか?」と言いつつ大見尾根の林道入口に向かう。

 林道は少ないとはいえ一応白い雪道が続きホットする。積雪は少ないが下の雪は締まっているので、林道入口から軽アイゼンを付ける。上雪が少ない時は軽アイゼンで十分楽しめる。歩きはじめるが積雪は余り増えてくれず斜面に垂れている雪は20cmぐらいだった。それでも進むにつれ少しづつ残雪が増えてくれ、やれやれと安心する。

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花背峠に着くが車道に残雪なし 峠の温度計は-2℃と暖かい

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大見尾根、少ない雪だが一安心

 準備に時間がかかったのか杉峠9:00に到着。峠のお地蔵さんは顔を出している。積雪少なく全く疲れていないが、何時ものように杉峠で一休み、北東に蓬莱山を見るが比良方面の天気は余り良くないようである。

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頭が見える杉峠のお地蔵さん 北東に蓬莱山を見るが天候はすぐれない

 杉峠でこの先のコースを決める。大見尾根を進み和佐谷峠を下り百井キャンプ場へ降り立つか、ここから南尾根を進み電波塔跡から扶桑橋へ下るかを決める。電波塔跡への道にある程度の雪が積もっているので、今日は杉峠南尾根でも楽しめるだろうと電波塔跡の道入口へ向かう。

 「えっ!」と、電波塔跡への道のゲートに大きな看板を見る。売地の入札のPRである。電波塔周辺の国有地広さは10,188m2で326万円とは安いと思ってしまうが、山地としては高いのかも知れない。開札日が令和7年2月3日なのでもう入札は終わっているようだが、こんなところを買う人がいるのだろうか。

 心配なのは、ここを買った人が道の入口をクローズすれば、ハイカーは立ち入れなくなり、この周辺の雑木林を楽しめなくなることである。電波塔東尾根の先にある百井キャンプ場さんがキャンプ場の一部として雑木林を残してくれたらハイカーは嬉しいだろうに!。これも世の流れかも知れない。

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電波塔跡がどうなるか気になるな~

 ゲート横から電波塔跡への道を歩きはじめる。ここは風の影響か杉峠までの大見尾根より積もっている。登るにつれ雪が深くなってくるので、「折角持ってきたのだから!」とワカンを付けることにする。久し振りに履くワカン、装着に時間がかかってしまう。雪は締まっていて新雪が深くないので今日は楽にテクテクと登っていく。

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電波塔跡への道を歩きはじめ ワカンでテクテクと登っていく

 道は右に折れてから左にぐるりと電波塔を巻いていく。道が南側になると積雪は少なくなる。そして道は東へと巻いていく。この道は下の尾根より一段上に作ってあるので尾根へと降りていくのだが、段差が大きいので東へ進むと尾根に下りられなくなる。

 東にカーブする手前でガードレールが切れたところの木にマークがあるので、道から尾根に降りる。一段下に降りるとコンクリートブロックの壁に沿って東へと進んで行く。

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ガードレールが切れたところから尾根に降りる ブロックの壁に沿って東へと進んで行く

 右手の尾根が急斜面な所は下らず進んで行くと、ブロック壁の反対側に盛り上がった所を見る。そこが南尾根の先端でそこから下っていく。目の前は急斜面のようにも見えるが、雑木が密集しているので少し進むと雑木の中をユックリ下るようになる。

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目の前に盛り上がりを見ると
ここが南尾根下山口
直ぐに雑木の中を下っていく

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雑木の中を歩きはじめる

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雑木を避けながら下っていく

 下っていくと右手に植林を見て植林に沿って登り始める(決して植林の中には入らない!)。少し東に寄りながら登っていく。これはP835への登りである。右手の植林から離れていき最初は木の間を抜けて登っていく。そんなに急ではなく雪深くないので難なく登ることが出来る。そのうち前方に細い雑木が密集してきて、それを登りきるとP835に着く。

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右手に植林や植林のネットを見る

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植林から離れ太い雑木の中を登る

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P835に着く

 ここから先は積雪時は注意して歩かないと迷ってしまうかも知れない。積雪時は踏み跡が見えないので地図を確認しながら歩く。P835の次は南東100mにある小ピークに向かう。P835から東寄りに下っていくと北東方向が開け蓬莱山を見る。その先少し登ると小ピーク。直ぐに小ピークから国道477までの最後のピークへ向かう。

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北東に蓬莱山を見る

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小ピークへ一登り 国道477までの最後のピークへ向かう

 国道477へ下る最後のピークへ、最初は右手に植林が見えているが南へと尾根を下っていく。左手に谷間を見てユックリのぼり、緩やかなピークを詰めていくと右手前方に植林地が見えてくる。植林まで来ると南側の植林地と雑木の間に隙間を見る。そこが国道477号への下山口である。早速植林の端を下っていく。

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国道477までの最後のピークへの下り
南へと尾根を下っていく
左手に谷間を見ながら緩やかなピークを進む

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植林の端を下っていく

 左手にある植林地を見ながら下っていくと、植林は右手に変わる。もう勾配は緩くなり、ユックリと国道477へと下っていく。大きな伏条台杉を通り過ぎると、植林地の中を歩くようになる。

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植林地は右手に変わる 大きな伏条台杉を通り過ぎると

 もう周囲は植林地だけ、黙々と下っていく。11:10前方に国道477号線を見る。問題は植林地から国道への段差、2mはないが飛び降りられなしワカンを履いたままなので注意して降りることになる。「ロープは?」と道子「今日はザックを替えてきたので忘れました!」と哲郎。車が来ないか注意してユックリと降りていく。ここまでほぼ予定通りのタイムであった。

 今日はここから直ぐに国道を越え尾根の続きを南へ進んで行き、扶桑橋バス停へとこの尾根を縦断する。国道からすぐに送電線鉄塔に着く。何時もはここで昼食としていたが、何やら空に雲が広がり風が強くなってきたので先へ進むことにする。

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ちょっとした段差だが
ワカンを履いたままでは苦労する
今日は鉄塔での昼食はあきらめる

 この尾根はきょう歩いてきた前半のような複雑さはなくストレートな尾根なので全く心配はない。鉄塔から鞍部に下り直ぐに目の前の尾根を登っていく。

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鉄塔から鞍部へ下る
(道がある)
鞍部から直ぐの斜面を登っていく
(道は雪で見えない)

 勾配が緩くなると周囲は植林に変わる。周囲が雑木に変わり鞍部から10分でP723に着く。なだらかな尾根が続くがP723から100m南に進んだところで尾根が左右(東西)に分岐するがここは右(西)に進むと尾根は緩やかに下っていく。この尾根で注意するポイントはここだけである。

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登っていくと周囲は雑木に変わる P723ピークハンターさんの標識

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P723南の尾根分岐
ここで昼食とする
右手の緩やかな尾根を下っていく

 P723からの尾根を下りきった鞍部から登り始めると右手が崖に接する。ここだけは注意して登っていき細長い標高670mの尾根に乘る。しばらく緩やかな尾根が続くと植林地に出合う。この植林地は尾根の左側だけ、その境を下っていくと左下に林道を見る。

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この尾根でここだけは要注意!

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標高670mの尾根に乘ると 緩やかに下っていくと植林に出合う

 半分植林の狭い尾根は歩きにくい。林道が近づいたところで林道に降り進んで行くが、林道は直ぐに折り返し左手の斜面を下っていくので、ここから再び雑木の中を歩くことになる。

 もう積雪は少なくなり歩きにくくなったのでワカンを外す。この付近から雑木が増えてきて進路を探しながら進んで行く。緩やかな鞍部から少し登っていくとP555のマークを見つける。先のP670といい雑木が続く尾根には役に立つ標識である。このピークがこの尾根の最後のピークで、後は扶桑橋へ下るだけである。

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林道歩きは直ぐに終わる 積雪が少なくなりワカンを外す

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雑木が密集して来る P555、ここがこの尾根の最後のピーク

 この尾根は長く、まだ1/3残っている。下るにつれ細い雑木が尾根一杯に広がってきて歩くところを探しながら下ることになる。こんな時は獣の足跡に沿って歩くと歩きやすい。雑木の中を適当に下っていくと突然の梯子、何のためなのか分からないが前回も出合ったので林道出合いはもうすぐのようだ。

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雑木が広がり尾根を適当に下っていく 尾根に梯子を見ると林道終点は近い

 支尾根の左側に道のような所を見つけそれを下っていくと、林道終点にある広場に着く。「あ~ヤレヤレ」と思うがまだ扶桑橋迄は標高差150m下ることになる。林道を下っていくと林道は途中で右手に折れ下っていく。地形図では尾根の先端近くまで林道は進んでいるが、記憶ではネットが張ってあり抜けられないような・・・気がするので真っすぐ支尾根を下っていく。

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ベンチもある広場のような林道終点に着く 最後は雪解けで泥んこの急斜面を下る

 林道から植林の急斜面を下ることになる。今日一番の急斜面、ユックリ下ることになる。尾根の先端まで下ると百井谷の林道迄あと少しの下り、ここから右のネット沿いに下り百井谷の林道へ飛び出すか、左の急な植林地を下り百井谷林道へ飛び降りるか、右は林道沿いにフェンスがあったような記憶が残っているので(今日確認:フェンスが一部無くなり人一人通れる隙間がありました)、左の植林地を下ることにする。

 林道近くまで降りると林道迄の段差を下ることになる。一番下りやすい所を選び百井谷林道に降り立つ。14:25なので鞍馬温泉15:07のバスには十分間に合いそうだと百井谷へ降り用具を洗うことにする。谷に降りるのが嫌なのか道子は林道横の雪で用具を洗っているようだ。(この時間帯に扶桑橋バス停に止るバスはありません)

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百井谷の林道に降り立つ

 しつこく着いた泥を落とすのに時間がかかり、14:45「バス停へ急がなくては!」と二人は急いで鞍馬温泉へ下っていく。


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