京都北山を中心とした山々を楽しむ okaokaclub
八丁谷の地蔵群(首切り地蔵)は健在でした
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日程:
・2026.3.5 (木) 晴れ 哲郎・道子
コース:
・ふるさと前バス停~八瀬天満宮社~八町坂の古道~八丁谷~松尾坂道出合~・669西塔駐車場前から林道を南へ~林道天然記念物比叡山鳥類繁殖地の標石~トレイル道「北山5」出合い~見晴らし広場・トレイル「北山4」~四明岳バス停~大比叡山頂~根本中堂~本坂道~日吉大社~JR比叡山坂本
注意:
・現在、八丁谷にハッキリした道はありません。谷に沿って歩くことになります。危険な所はありませんが、谷を何度も渡り返しますので水量が多い時は渡渉に注意が必要です。
5年ぶりに比叡山の八丁谷の古道散策に出かける。八瀬天満宮社からの古道は登山口付近が荒れ、谷筋までの道もえぐれたところや崩れかけたところはあるが、注意して歩けば問題なく通る事が出来た。でも以前のような「古道!」という感じは薄れてきたようである。
「ふるさと前」バス停で降り、旧道を戻るように進んで行くと直ぐに八瀬天満宮社の参道の鳥居に出合う。立派な鳥居である。入口の階段を登ると右手に立派な観光トイレがある。郊外の観光トイレは有難いことである。
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| バス停から旧道を戻るように進む | 八瀬天満宮社の参道の鳥居に出合う |
参道を東へ進んで行くと丁度見頃の紅白の梅の花を見る。突き当りに階段があり、その上に神社があるが、我々は階段を登らず左への道を進む。建物の先へ進むと一面枯れたススキの山裾に出る。昔、この付近は雑木が広がっていて、そこから古道へと進んでいたが、今は雑木が伐採されススキが広がり古道は見えにくい。
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| 丁度見頃の紅白の梅の花を見る | 神社の左の建物を抜ける |
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| ススキの中 古道へと進む | ススキは消えていく |
ススキの間に踏み跡を見ながら東へ進んで行くとススキは消え、山裾の古い踏み跡を進んで行く。そのうち踏み跡はシッカリした古道に変わり、ほぼ水平に東へと進んで行く。途中バス道から登ってくる古道と合流するが、ここから登ってくると楽なのだろうが、まだ歩いたことはない。
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| 踏み跡はシッカリした古道に変わり | 振り返り左下から登ってくる道を見る |
植林の中を進んで行くと、左手に雑木が続くようになり道もコケが残り、この道は古道だと感じる。しばらく進んで行くと谷に突き当たる。谷と言っても昔は幅も深さも50cm程度のただの流れだったが、浸食が進み段々深くなり渡りにくくなってきている。
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| 古道の苔の道を進む | 小さな流れから深くなった谷を渡る |
その谷を渡ると、道は左に少し登って斜面を巻いていく。八丁谷に近づいて来ると道は谷上の随分と高い所を歩くようになる。左は植林だが急斜面なので注意して歩く。所々で斜面が崩かけ、ユックリと歩いていく。
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| 急斜面の道は年々細くなり | 道が消えたところは要注意 |
そのうち谷に沿って歩くようになるが、随分と谷上の高い所を歩いていて下の谷を覗きななが歩く。古道は水平に続いているが谷が段々高くなり、道に沿うように流れていく。
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| 随分と谷上の高い所を歩いていて | 谷が段々登ってきて、道に沿うようになる |
流れは所々で滝のように流れているが、この谷では1mの高さを越える事はない。この付近では古道跡はハッキリしているが、歩く人も少なくなりそのうち道も薄くなる。
八丁谷の東側には比叡山へ登っていく古道が4本あり青龍寺や瑠璃堂へ向かう道もある。いずれも過去に登っているが、最近は倒木も増え歩けるかどうかは分からない。
少し進んだところで地蔵群を見る。文献によると「首切り地蔵」とある。何でこんなところに?と最初は思ったが、地蔵はみな東を向いていて、ここから東へ登っていく古道がある。地蔵群は昔と変わらないが、この付近の道は薄くなってきている。
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| この谷では1mの高さを越える事はない | 少し進んだところで地蔵群を見る |
地蔵群を通り過ぎると川沿いの植林の中を歩くようになる。増水を繰り返し道がハッキリしなくなり少々歩きにくい。
谷の左岸を良く歩いていたが、今日は右岸を歩いてみる。倒木が邪魔をするが歩けない事はない。次の細い支流に出合うと三角州のようにちょっと開けていて、日が当たるので花を見るが、この時期にはヤマネコノメソウを見るだけで他に何も見当たらない。この付近で谷遡行を半分進んだことになる。ここからも東へ登っていく古道がある。
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| 植林地の中を歩く | 道が消える所もある |
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| 三角州のような所には花が | ヤマネコノメソウ |
今日は古道巡りをしないので、真っすぐ谷を登っていく。この付近から歩きやすい右岸を登っていく。進むにつれ同じような風景が続くので、そろそろ飽きてくる。
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| 歩きやすいところと | 歩きにくいところといろいろ |
左手に流れてくる谷を過ぎると、谷間が広がってくる。広い谷間にゴロゴロ石道が続くようになり歩きにくい。流れが右に左にと変わり、その流れを越えながら登っていく。
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| 河原が広がってくる | ゴロゴロ石道が続く |
そのうち左から下ってくる谷間に出合う。比叡山方面はこの谷間を登っていくと近道となるが、最近倒木が増えたようで、真っすぐ進んで行く。
直ぐに植林地に出合う。右手に細くなった流れを見る。流れに沿って登って行っても良いが、ここは目の前の植林地を登っていくと、直ぐに松尾坂の林道に出合う。この林道を横切る八丁谷右俣は林道下の送水管の中を流れている。
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| 目の前の植林地を登っていく | 直ぐに松尾坂の林道に出合う |
林道を東に西塔方面へ登っていく。ここを歩くのも三十年ぶり?ほとんど記憶にない。林道が折り返し左手の尾根を巻きながらユックリ登っていく。前方の展望が開けてきて水井山・横高山が大きく見えてきて、その左に皆子山を見る。もう12時なので昼食としても良いが、北風が冷たく当たるので先へと進んで行く。
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| 林道を東に西塔方面へ登っていく | 展望が開けてきて 水井山・横高山が大見えてきて |
もう登り切った所で前方にドライブウェイを見る、西塔に着いたようである。林道はその道へ下っていくようだが、我々は南への林道を進む。やっと風をうけなくなったので、ここで昼食とする。20分の昼食休憩も終わり、この林道を南へと歩き始める。その緩やかな坂に地蔵が並んでいるので、この道は古道である。
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| 比叡山ドライブウェイに出合う | 道に地蔵が並ぶ |
道が緩やかに登っていくと、目の前に標石を見る。大きい方には地形図に記載されている「天然記念物比叡山鳥類繁殖地」とある。周囲は広場となり、そこに廃墟を見る。
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| 天然記念物比叡山鳥類繁殖地 | そこに廃墟を見る |
この建物は記憶に残っているが、何だったかは忘れてしまった。道は少し登り始めトレイル道「北山5」に出合う。右にとり四明岳から大比叡へ向かう。この道は過去に良く歩いたようで、道横に並ぶコンクリートの杭も記憶に残っている。少し進み「比叡山頂バス乗り場」への標識を見る。
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| トレイル道「北山5」に出合う | 道横に並ぶコンクリートの柵 |
標識の奥が見晴台になっていて、ここから周囲に見える山々を楽しむ。ここからだと水井山・横高山の後方右に比良山系、左に皆子山が見え、さらにその左に城丹国境尾根が並ぶ。この見晴台は記憶に残り、確か下から登ってきてここに立った事を思い出す。
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| 見晴台から山々を望む | 右遠くに比良の山々 左は北山 |
ここの標識に従い「比叡山頂バス乗り場」へ歩き始める。バス停はすぐ上にあるのだが、大きく西に寄りロープウェイからの道に出合う。バス停へ向かう道には、たくさんのツボミが付いたシャクナゲが続き「肥料が行届いているのだろう!」と。
広いバス停広場に着くが、ここで数名の観光客?を見る。バスはまだ走っていないが・・・、そのうち彼らは山頂方面へと歩き始める。我々も山頂へ向かう。
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| 運休中の比叡山頂バス停 | 比叡山頂バス停から水井山・横高山 右は比良山系 左は京都北山 |
久し振りの比叡山山頂を踏み、直ぐに根本中堂へと下り始める。植林地の倒木に残雪を見るので「寒いはずや!」と。分岐からケーブル駅へ向かわず根本中堂へ下り本坂道を下ることにする。
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| 久し振りの比叡山山頂 | 根本中堂へと下る |
本坂登山道を下り始める。ここの急坂はよく凍っていることがあるが、今日は大丈夫のようだ。この道は特に見晴らしの良いところはなく、ただの下山道・・・余り楽しくはない。下山途中右手に公園のような所を見て、「こんなところあった?」と降りてみる。特に印象に残るような所では無かったが、入口に「石仏庭園広場」とある。地主さんの道楽?。
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| 本坂道の下山口へ向かう | 広場は「石仏庭園広場」とある |
前方に送電線鉄塔が見えてくると「あと、もう少しだ!」と。ここのゴロゴロ道は相変わらず荒れているようで、いつの間にか右手に道が造ってある。こんな道何時で来たのやろか?前方が開けてくると琵琶湖方面に近江富士を見る。
大宮谷林道入口を過ぎると日吉神社へ下る階段に着く。今日も途中の水場でユックリの後始末、靴やスパッツ、ストックも洗い時間がかかる。16時にJR比叡山坂本駅に着く。駅のホームから琵琶湖方面、ここからも近江富士が良く見え、終わりよしで今日の八丁谷散策は楽しかったようである。
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| 本坂道から見る近江富士(三上山) |
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