カリバ谷/オショ谷//静原


TOP写真
オショ谷/家の裏手には感じの良い道が続く



飾り 飾り
2003.8.24 (日) 晴れ  哲、道





駅 行き:北大路バス停 10:13 ー 扶桑橋
駅 帰り:村松集会場前 15:47 ー 四条河原町



コース:
扶桑橋バス停〜谷分岐〜作業小屋〜ワラビ群生地〜天ヶ岳道出合〜静原分岐(道標)〜カリバ谷道取付(20m戻)〜尾根道出合〜鞍部・静原分岐〜ピーク540m〜尾根分岐〜支尾根分岐〜見晴台〜谷分岐〜林道終点〜静原川出合(カリバ谷取付)〜静原学校前〜オショ谷取付〜峠〜林道出合〜岩倉村松


注意:
このコース、天ヶ岳道のカリバ谷取り付きからカリバ谷までの古道は道が不鮮明です。初心者の方は迷わないよう注意してください。山行きには地図(国土地理院/大原 1:25,000)と、コンパスを必ず持参してください。



 「やっと完走、いやいや完歩!、扶桑橋〜静原〜岩倉の古道巡り」。このコース、距離は短いが全てを探索するのに3日かかってしまう。「また、これも楽し!か」

 広河原行き2便のバスは珍しく「もう乗れません」と言うほどの人々で賑わっていた。扶桑橋で降り身支度をする。橋を渡り直ぐ右にある小さな林道に取り付くが、今日も百井谷の水は多く徒渉に苦労する。辺りにはゲンノショウコが色鮮やかで、秋の気配を感じる。このコース2回目ともなるとスイスイ進めるものだ。

写真 写真
扶桑橋直ぐの取り付きにある百井谷 林道から谷の右を進む

 (地図の古道は林道取り付きから直ぐの谷になっているが、行けるかどうか、地図が間違っているのかどうか確認できていないので要注意。)谷分岐で右の谷沿いの道を取る。この谷にヒルはいないが、大きな毛虫を見つけ慌ててスパッツを付ける。

 植林の中の谷だが「昔のまんま」と言う感じで落ち着いている。途中沢山のクサアジサイが目を楽しませてくれる。古い作業小屋までくると前回ツボミだったマツカゼソウが咲いてきている。ここで谷分岐を左に取り植林の中を登って行く。急な登りに変わると、二人の額に多量の汗が流れる。ワラビ群生地を過ぎると、直ぐに天ヶ岳道に出合う。

写真 写真
小さいが感じの良い谷 作業小屋を左に取れば天ヶ岳道へ
写真
静原分岐

 ここから右の静原分岐の道標を目指す。道標までは5分、分岐点は風通しがよいのでここで昼食とする。ここから静原カリバ谷へ向かうのだが、取り付きが判らなかったので、前回静原からカリバ谷を登り確認していた。取り付きは道標のある分岐から天ヶ岳方面に20m戻ったササ原にある。チョット判りづらいので注意が必要だ。右手の小高いピークを巻き、直ぐに尾根道に出合う。これがカリバ谷への古道だ。

写真
カリバ谷取付

 所々道が崩れ、不鮮明な所もあるが、また道が現れてくる。少し下ると次のピークとの鞍部に出る。ここに静原へ下る分岐があるが判りにくいのでテープを付ける。ピーク540mへは分岐を取らず雑木道を直進する。ピークへは道と言うものは無いが、雑木が密生していないので難なく歩ける。直ぐにピークに立ち、また小休止する。ピークからの下りも道は無いが尾根らしきところを外さず反対側に下りて行くと、直ぐに平坦な分岐に出合う。

写真 写真
取付は静原分岐北20m ピーク540m付近

 ここで左の尾根道へ進まず、右手の山道を取る。ここからはだんだん道らしくなってきて、支尾根に沿って進む。暫らくして前回確認したカリバ谷分岐に出合うが、やはり判りづらいので木にリボンをつける。ここから雑木が茂った道を見晴台まで進み、左手の植林の中の急坂を下りて行くと谷分岐に出合う(登りときは流れの無い谷をとるので判りづらい)。

 谷分岐からの道は草ボウボウであるが難なく歩ける。山道は林道に変わるが、谷沿いの道なので苦にならない。2回目ともなるとスイスイ進めるもので、あっという間に静原川に出合う。またまた多量の汗「暑かったな〜」と身体を拭き、顔を何回も頭も洗う。川辺の十分な休息後、オショ谷取り付きを探す。

写真 写真
支尾根分岐から見晴らし台へ ここから道鮮明/谷分岐へ出合う

 静原学校前バス停から西に200m進むと静原集落のバス道が新道に出合うところがある。地図によるとこの付近から南へ取り付くようだ。小さな川沿いのアゼ道が「それらしい道や!」と進むが、直ぐに山の麓で作業小屋にであう。周囲は張り巡られた獣よけ電線で谷に入れない。仕方なく電線を跨いで鉄の橋を渡り川の反対側に出てみる。「あった!テープや!」と道子の声が飛ぶ。そこは民家の裏手で、直ぐに川沿いに林が続いている。

 ここがオショ谷入り口だ。直ぐに感じの良い谷沿いの道が続き心地良い。この道はよく踏み込まれていて迷うことはない。谷の流れが消える頃周囲は雑木から植林に変わり峠への登りとなる。峠には標識があるが「静原←→江文峠」の表示に「おかしい?」と注釈がしてある。「江文峠でなくて岩倉だろう」尾根を左に取れば江文峠から寒谷峠への尾根へ、右に取ればお墓(静原からの舗装道終点)へ行けるそうな。二人は岩倉へと直進する。この下りは登りの道と違い石がゴロゴロしていて「ジグザグの道、あまり面白くないな〜」。

写真 写真
畦からオショ谷へ
(本当は左の家の道から取り付く)
峠を降りると林道へ出合う
(岩倉への道標あり)

 暫らくの下りで岩倉長谷・村松へ通じている林道に出合う。ここの分岐は立派な道標があり、ちょうど谷水も流れ出ている。ここでも、何回も顔を洗い小休止する。岩倉への林道、所々に最後のキツネノカミソリが夏の終わりを告げている。野草にも秋の花が混じりだし、「もう、秋やな〜」とテクテクと岩倉村松へ向かう。



飾り 飾り 飾り


写真
私が帰って来て見ると、
川の両岸に非常に多くの
木があった。。、

【エゼキエル書 47−7】
クサアジサイ/カリバ谷


連絡


飾り 飾り