綿向山//鈴鹿 2004.04.10


 
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心地よい谷遡行が続く


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2004.4.10 (土) 晴れ    総勢9名

行き:(車)京都=北畑口−西明寺−水木谷林道仮ゲートP
帰り:(車)水木谷林道仮ゲートPー西明寺ー北畑口=京都
*バス利用の場合:近江八幡〜北畑口まで1時間に1本あ


コース:
水木谷林道仮ゲートP〜奥ノ平橋登山口〜表参道出合〜五合目〜七合目(行者堂)〜八合目(水無山分岐)〜九合目〜綿向山〜九合目〜五合目〜北参道〜奥ノ平橋〜水木谷林道仮ゲートP



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 今日は会社の友と、その仲間たちと計9名で綿向山に向かう。 コースは地元の人にお任せという楽な山行きとなる。R477を南下して行くと前方に雄大な山が見えてきて「これが綿向山だ!」とすぐに確認できる程の独立峰である。滋賀県日野町にある体験型農業公園、「ブルーメの丘」を過ぎるとすぐの音羽交差点(北畑口バス停)を左に西明寺への道を取る。

 先導車が表参道分岐点で急に左にとり、あるお寺に向かう。「表参道でもなく、西明寺でもない方向に?」と思いきやトイレタイムであった。「やはり地の人は違うな〜」と感心する。再び西明寺への道を取りお寺の地蔵群を右に、水木谷林道へ入る。車は竜王山登山口も過ぎ、木で作った仮ゲートの前で止まる。林道はまだまだ続いているが、ここに駐車する。皆さん登山の準備をするわけでもなく、小休止し早速登山開始となる。

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山桜の残っている水木谷林道を進む 奥ノ平登山口で小休止

 4月中旬にしては暑い陽射しが顔に当るので、早速シャツ1枚になる哲郎。「皆は」と見ると暑くないのか平然と歩いている。右手の水無山の大きな鉄塔から続いている送電線をくぐると、間もなく谷に掛かる立派な奥ノ平橋を渡る。ここが奥ノ平登山口車が止まっている。「なんや、あのゲートを開けて来たんやな!」どうも、あのゲートは落石危険で設けたようだ。

 ここでも小休止が始まり、アメさんが順に回ってくる。「ノンビリした山行きも、たまにはいいもんだ!」と思いながら地図を広げると、ここはすでに663m「あれ〜、もう半分登っているんや!」。十分な休息後、皆さん腰を上げて右の林道を進む。植林地の中の歩きで快適とはいかないが、平坦なため皆さん会話も弾む。すぐに表参道の登山道に出合、ここから表参道を登って行く。

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伐採で見通しの良い5合目 奥に行者堂がある7合目

 植林の中、ジグザグに登って行くのだが「北山では、こんなとこでイワウチワが咲いているのにな〜」と野草が少ない道に少々ガッカリ。最後のジグザグが終わると、伐採で明るくなった五合目に着く。暑い陽射しのなか、ここでも小休止だ。五合目からは緩やかな登りに変わるが、ヒノキの植林帯は続く。暫らくして小広場のある七合目に着き休息する。奥には行者堂があり休息には打ってつけの所だ。目の前にはブナの木が並び、これから進もうとする方向に雑木が広がり「やっと、山らしくなるな〜!」とこれからの山行きを期待する。

 右手に谷を見ながら山を巻いた道を進んで行くのだが、まだ芽吹きしていない雑木の間から目の前に水無山が良く見える。道端の野草はほとんど無く「まだ出ていないのか、この道にはもともとないのかな〜」。雪の残る谷を渡りササが現れてくると九合目だ。少しジグザグに登った後、最後は急勾配の階段を登ると目の前に鈴鹿の山々が広がる山頂に着。

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山頂広場にあるケルン 雨乞岳(左)・鎌ガ岳(右

 山頂では各人が鈴鹿の山々を眺めたり写真を撮ったり、広い山頂をウロウロしたり、それでも丁度12時、自然に木陰で昼食の準備へと変わる。10分でオニギリを食べ終えた哲郎は右に左にウロウロして時間を潰すが、1時間の昼食時間を持て余す。それでも熱い味噌汁やコーヒーを頂き会話が弾む。続々とスナック菓子やビスケット御餅が回ってきて、「これではエネルギーの取り過ぎや!」と思ってしまう。昼の宴も終わり下山するが、駐車場所の関係でほぼ同じルートを取ることになる。

 山頂の階段から水無山が目の前に見え、ガレの上の登山道を歩いている人が良く見える。「あそこが水無山北尾根コースや、行ってみたいが今日は諦めよう」五合目からは北参道をとり山らしくて丁度良いと思いきや、すぐに林道に降り立つ。ここでも休息を取ることになる。道子はまだ食べられそうなフキノトウに手をだし、哲郎は谷に下りて顔を洗う。「皆さんは?」と、春の陽射しを受け林道に座ってノンビリしている。「このノンビリっていうやつがいいのだろうな〜!」。

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五合目から北参道をとる 日野城跡から綿向山を望む

 帰りに西明寺に立ち寄り樹齢400年と言われる紅梅や野草を観察していると、住職がやって来て野草の説明を始める。裏に廻って、奥に廻って、延々と野草の話は続く。熱心に聞いていると最後は内庭まで案内され話は尽きない。先に車に戻った面々はノンビリと待っていてくれた。帰路途中で日野城跡の桜を見物し池越に綿向山を眺める。「今日はすべてがノンビリやな〜」と哲郎と道子は久し振りにホックリした一日を過ごす。皆さんありがとうございました。




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陽気な心は健康を良くし
陰気な心は骨を枯らす。


箴言 【17:22】
ミスミソウ?


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