清滝フィールドアスレチック/愛宕山//北山


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割れてしまったフィールドアスレチック広場全体図



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2006.11.19 (日) 雲のち雨  哲、道





駅 行き:嵐山バス停10:03(京都バス)− 清滝バス停
駅 帰り:清滝バス停14:46(京都バス)− 円町バス停



コース:
清滝バス停〜東海自然歩道〜清滝400m/落合⇔清滝の標識〜支尾根取付〜清滝フィールドアスレチック跡〜P335〜巻道分岐〜作業道分岐で石垣沿いの道〜三合目付近(電柱71)〜清滝バス停




MAP



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 朝から雨がパラパラ、PCで天気予報を調べると「昼過ぎまで 大丈夫だろう」と愛宕山へ出かける。「今日は 先日 明神谷からの帰り P335のピーク手前で折れたので P335へ下から取り付いてみよう」「また この付近に フィールドアスレチック場跡が あるみたい」との情報を「洛西の伊達オヤジ」さんから頂いたのでこの探索。「時間があれば 明神谷左岸にある 作業道も探索しよう」と予定は盛りだくさんだ。

 阪急嵐山駅には紅葉の嵐山見物の人で賑わい、渡月橋も人の列が続く。バスも次から次へと来るが車が渋滞しているので、定刻に来るかどうか心配する。5分遅れのバスに乗るが、一方通行の交通規制で、いつもよりスイスイと走る。バスから眺める山々の紅葉は綺麗で、ちょうど見頃なのかも知れない。トンネルを抜け清滝バス停に着くと、付近の紅葉が目に飛び込んでくる。

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朱色の猿渡橋の手前から降りる 対岸に渡る橋がある 「落合⇔清滝」から取り付く
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「落合⇔清滝」標識

 今日は東海自然歩道を下るので、左の道を清滝川へと下りて行く。「いつもながら見事や」と途中の大木の紅葉に足を止める。清滝川に着くと朱色の猿渡橋の手前を下りて行き、川沿いの東海自然歩道を歩いて、落合方面に下って行くと対岸に渡る橋があるが、この付近の紅葉は見事で、又立ち止まっては紅葉を楽しむ。

 下流からゾロゾロと人の列が続き狭い東海自然歩道、二人は立ち止まり通り過ぎるのを待つ。「すみません 50人位 来ます」と列の中から声がかかる。「大阪府歩こう会」とある。

 橋を渡りしばらく進むと「落合⇔清滝」標識があり、ここから取り付こうかと迷う。「洛西の伊達オヤジ」さんは、もう少し先にある谷筋から取り付き、聞くも涙見るも涙の大変な目に合われたそうな。木にもテープがあるので、「谷筋はあかん ここから 取り付こうや」と入って行く。雑木の緩やかな登りを落ち葉を踏みガサガサと歩いて行くと、ハッキリした道は左の支尾根に向かっている。真っすぐ直登してもよいが、「今日は道なりに歩こう」と左へ巻き支尾根を登って行くと足元にシダが目立つようになる。30分も歩いたろうか、壊れたフェンスの向こうに突如、重機やドラム缶が現われる。

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雑木の緩やかな登り 突如、重機やドラム缶が フェンスで取り囲んだプール

 「なんで ここに置いてあるのやろ?」と不思議な光景である。壊れた箇所からフェンスの中に入って見ると、またまたフェンスで取り囲んだプールがある。字の薄くなった標識を読むと、「このプールは JAC 千葉真一 主宰のスタントマン養成所 トレーニングプールです・・・」とのことだ。「そうか〜 ここで練習していたんや」。広場の端には三ツ矢サイダーやキリンレモンの自動販売機、その足元には割れてしまったフィールドアスレチック広場全体図。さっき見たプールで楽しそうに泳いでいる子供の絵、アスレチックがなくなった後にスタントマン養成所に、使用していたのだろうか?。

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広場の端には自動販売機 「これは 滑り台や!」 草スキーの跡を登って行く

 二人でしばし「これは 滑り台や!」と形の残っている物を探す。 何処から出ようかと出口を求めて草スキー跡を登って行くと、しっかりしたフェンスがありその外へ出ることにする。このフェンス、下を見るとずっと続いているようだが確認は次回にしよう。

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フェンスがありその外へ 白いビニールテープが 巻道分岐

 歩きよいこの尾根はマツタケ?でもあるのだろうか、白いビニールテープが張り巡らせてある。やがて、小高い所に来ると「この辺りが P335や」と哲郎。「まだ 335mなんかいな」と道子。小雨が降っているので木の下でオニギリを食べる。「雨が降っているので これから どうしようか」 「雨が 降って入る時は サッサと帰ろうや」。また歩き始めると道はすぐに巻道分岐着く。 サッサということで分岐を右にとり表参道へと向かう。道は山腹を巻くようにして少しずつ下って行き、左手に道に沿って石垣が続く。前回は道なりに進んで下りて行ったので、今日は石垣に沿って進んでみる。

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巻道分岐は右へ 石垣に沿って進んでみる 黄葉の中を進んで行く

 黄葉の中を進んで行くと、あっと言う間に表参道が見えてくる。二合目と三合目の間で、電柱には「キヨタキ 71」とある。赤いよだれかけをしたお地蔵さんもある。雨がシトシトと愛宕山に登る人も少ない。濡れた石段を注意しながら降りて行くと、「缶およびゴミを捨てないで下さい。 清滝フィールドアスレチック」の標識がある。「ヘェー やっぱり このへんなんや」 前回、明神谷の帰り道には標識に気がつかなかった。登り口まで下りてくると、また清滝フィールドアスレチック」の標識が。

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表参道に出る 電柱に 標識 金鈴橋からのぞく紅葉

 金鈴橋からのぞく紅葉、清滝フィールドアスレチックの廃墟跡を思い出す。「洛西の伊達オヤジ」さんが言っていた。谷筋からえらい目に合ってやっと辿り着いたアスレチックの廃墟跡。呆然と立ち尽くしていると、コンクリートにヘビが二匹、雑草が生い茂る向こうで鹿がこちらをじっと見ており、プール跡の上にはモリアオガエルの泡のような卵がいくつも、山登りと言うよりは肝だめしだったとか。今日は夏も過ぎ肝試しはなかったけど、たまにはタイムスリップもいいもんだ。



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主は季節のために月を造られました。
太陽はその沈む所を知っています。

詩篇【 104:19 】
左の道を清滝川へと下りて行く。「いつもながら
見事や」と途中の大木の紅葉に足を止める。


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