天ヶ岳/西俣//京都北山
2006.08.15


 
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天ヶ岳から強引に植林地を下り百井谷へ


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2006.8.15 (火) 晴れ  哲、道

駅 行き:北大路バス停 8:01−静原学校前
駅 帰り:叡電鞍馬駅 :−四条京阪


コース:
静原学校前〜東俣西俣分岐〜ハタゴ谷分岐〜西俣支線分岐〜林道終点〜(谷沿いの道)〜植林地斜面取り付き〜(斜面)〜巻き道〜天ヶ岳道出合〜天ヶ岳〜寂光院道取付へ〜急な植林地〜百井谷〜林道出合〜扶桑橋バス停〜鞍馬温泉〜叡電鞍馬駅

MAP



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 「夏の天ヶ岳 あついやろな〜」と言いつつ北大路バス停8:01城山行きのバスに乗る。このバスは静原の援護施設のスクールバスの役目をしているのか、各バス停から乗ってきて車中賑やかなことだ。静原学校前バス停で彼らと共にバスを降りる。空は雲ひとつなく青く「今日も暑くなりそうだ!」。いやもう既に暑く、さっそく水分を補給する。

 「援助施設 →」の看板に従い山の中に伸びていく林道に入る。静原川を渡り山沿いの道を歩くが、まだ真夏余り野草は見当たらない。「朝から暑いな〜」と自動販売機を見つけ「手持ちの水では 足りないだろう」と水分を補給する。援護施設を過ぎ少し進むと分岐に出合う。今日は西俣へ行くので左をとるのだが、東俣のすぐの静原川へ寄り手や顔を洗い涼をとる。

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「援助施設 →」の看板に従う 東俣・西俣分岐は
左の西俣へ進む
ハタゴタニ分岐
「天ヶ岳 →」と書いてある

 分岐に戻り西俣のコースを進むと、すぐに川沿いの林道が続く。日当たりも良く野草も多そうだがアキノタムラソウぐらいしか咲いていない。でもこのコース、もう少しするとミョウガとムカゴが楽しめる。川を渡ると植林地の中の道と変わり谷間は狭くなる。この林道傾斜がほとんどなく楽に歩ける。ハタゴタニ林道分岐に出合い、右の本道を進む。谷は右に左に何度も林道の下をくぐり、だんだん狭くなっていく。前方にログハウス風の家が見えてくる。

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この林道傾斜がほとんどなく楽に歩ける ログハウス風の家が見えてくる

 車で来るのだろう、道が荒れている所は古い畳で補修してある。「ちょっと、頂けないな〜!」と哲郎。この家を過ぎると谷はさらに狭くなり、山の中の細い谷に変わる。所々右への分岐に出合うが、谷沿いの林道を進んで行くと小広い林道終点に着く。「ここから、どう行ったかな〜?」と前方を見るがなかなか思い出せない。左手の木にマークが見えるが、前方に小さな木の橋?を渡った所にテープを見つけ「ここを渡ったんや!」。

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小広い林道終点に着く 「ここを渡ったんや!」 ハッキリした山道が続

 小休止後、小さな谷を跨ぎ、崖のようなところを少し登るとハッキリした山道が続いている。この道を少し進むと谷の流れはなくなりゴロゴロした大きな石で埋め尽くされた谷間を登ることになる。どんどん登って行き水が消えるころ「こんなとこ、通ったかいな〜?」と哲郎は立ち止まり周囲を見る。数m下った左手の斜面にテープを見つけ、「そや、ここで斜面に取り付くんや!」と昔を思い出す。道子は分かりにくいと雑木にマークを追加する。

 少し左に進んで植林地のなかの急坂をほぼ直線的に登って行く。植林地を登りきると雑木に変わるが、ますます勾配がきつくなり登りにくい。木々を掴みながら登って行くが、なかなか登りきれない。「こんなに長かったかいな〜、この斜面!」と言うほど続き何度も小休止する。先に急斜面を登りきった哲郎は水分補給するが、熱中症気味なのか頭が痛い。道子も登り終え再び前進するが、傾斜は緩くなったものの登りが続く。

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道子は分かりにくいと雑木にマークを追加する ますます勾配がきつくなり登りにくい

 やっと平坦な道に変わっても「もうスタミナがない!」とフラフラの哲郎、天ヶ岳手前の支尾根の鞍部で昼食とする。今日は下界は38℃、この天ヶ岳は低山なので気温は高いのだろう。昼食後「体力は回復した」と天ヶ岳に向かう。雑木の支尾根を進んで行くと、すぐに鞍馬からの天ヶ岳道に出合い、右に折れ登って行くとすぐに天ヶ岳山頂に着く。「こんな暑い日に、誰も登るはずがない!」と人気のない山頂を後に、すぐに寂光院道へと下山する。

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天ヶ岳手前の支尾根 天ヶ岳道の標識に出る 天ヶ岳山頂に着く

 その途中、左手の雑木に数個テープがあり下の谷へと導いているようだ。「何や、こんなとこ道もないのに?」と地形図を出し調べると、この植林地の下は百井谷につながっている。そこは百井峠からだいぶ下った所なので、「近道になるやろ」とこの斜面を下ることにする。この下りも急斜面、大きな木に抱きつきながらジグザグに降りていく。先を行く哲郎に、上を歩く道子の足元の石がゴロゴロと落ちてくる。この斜面、道子の下を歩くと危険がいっぱいだ。

 200mも降りただろうか、やっと雑木が茂る谷間に下りる。「植林地の後の雑木林は何処も綺麗に見えるもんや!」と言いつつ平坦なところを進んで行くと、キタヤマブシの群生に出合、そこを過ぎると百井谷に出合う。ここは小さな谷の分岐点で、百井峠からはかなり下っている。少し進むと延長されてきた林道に出合、百井谷を十分楽しむことは出来なかったようだ。林道を進んで行くと、すぐに伐採地に出合、ここからは日差しがきつい林道歩きが続く。

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寂光院道への下りで百井谷へのテープが 植林地の急斜面を過ぎるとやっと雑木にかわる

 扶桑橋バス停手前の脇道に入り、百井谷で涼をとろうとするが、そこはカンカン照りで、おまけに川岸はエグレ簡単には水で手や顔を洗えない。ぐずぐずしていると道子が「アブや!」とタオルを振るが、道子のわき腹を一箇所やられる!!。扶桑橋のバスは15:30頃なので「時間がある」と鞍馬まで歩くことにする。京都バスの交通整理している職員の小屋?の横に自動販売機を見つけ、駆け寄る。

 スポーツドリンクを飲みながら京都バスのおじさんと話すと・・・・「今日は松上げで車が多いんや!、バスも臨時便が沢山でる!」と暑い中、沢山の臨時便で喜んでいるようだ。「そうか、今日は松上げか!」と言いながら、鞍馬へと歩いて行く二人、「まだまだ、暑いな〜!」。




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主が命じられると、
あぶの群れが来た。
ぶよが彼らの国中にはいった。


【詩篇 105−31】
色鮮やかなマルミノヤマゴボウ


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