親父の山歩き報告 (NO.35) NO.1 8月3日
初心者オヤジ今回は八峰キレット(鹿島槍〜五竜岳)縦走 |
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鹿島槍、南峯、朝日を浴びていますが これがブロッケンに遭遇の条件みたいです |
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2009年 8月3日(月)〜 5日(水) 洛西オヤジ
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◆ こんにちは、洛西伊達オヤジです。前回は悪天候の中エライ厳しい歩きでした。二度続けて雨の歩きは勘弁してくださいと、フアンのお天気キャスターのお姉さん(関係ないのに)に手を合し、後立山連峰の鹿島槍から五竜岳に縦走してきました。三大キレットの一つ八峰キレットです。キッカケはNHKの日本の名峰で鹿島槍が放映されていて、立山連峰、特に劔岳の雄大な山容を見てみたくなり、1000円割引あてこんで、日曜日の夕方信濃の大町に向かいました、今回のコースです。
今回の山行きで車を何処にデポするか迷いました。大概は鹿島槍からピストンの登山者は扇沢まで行けば、一番楽なんでしょうが縦走で遠見尾根、あるいは八方尾根で降りてくると戻るのに不便です。タクシーを使うと良いのでしょうが、時間、料金、でイマイチです。 信濃大町に到着して先ずは市営駐車場の料金を調べました。一日24時間で1800円ぐらい、なんとか予算の範囲、とにかく今晩は一駅離れた北大町文化会館の広大な駐車場で、車中泊無料で一瞬此処に停めていくかーと思いましたが、戻ってきた時にボロボロになっていたら悲劇です。広い駐車場にポツンとオヤジの車が、さみしー、おやすみなさい。
◆8月3日
臨時テントが設営されていて、全員登山届けを提出、ルートや時間なども相談にのってもらえます、さて今回もエッチラ、ヨタヨタ参りましょう、柏原新道、歩きやすい道ですがなかなか シンドイ歩きです。ある程度の高度を上げるまで展望もなくひたすら歩きます。(あるかなしょうがない)
やがて上部の稜線にやっと、小屋の屋根が、種池山荘です。多くの登山者が休憩中昼食をとっている人も、オヤジは休まず進みます、と結うのも今までとは俄然違ってお花畑が現れ展望も良い感じです。もう少し先で昼食をの思いで進みます。
何とか青空が見えています、展望はガスッたり、遠方まで時たま見えたり、しかし贅沢はいえません。前回に比べたら、ありがとうございますありがたや、人間余り恐い目にあってしまうと、人生観変わりますねん。
爺ヶ岳南峰が見えてきました、時間も12時、朝コンビニで買ったオニギリタイム。ああ、前回とえらい違いや、おおきに、おおきに、お天気キャスターのお姉さんあんたほんまええ娘やで。(あんまり関係ないと思う)
南峰から中峰に向かう途中、黒山の人だかり(オーバーやほんの3〜4人)なんやなんや、恐そうなオッチャンが「コマクサです、ラッキーです、おそらく此処だけでしょう。」なるほどチョコット株があちこちに、見られます。皆さんカメラを向けて嬉しそうです、なるほど今回の歩きでは此処だけでした。ただ生意気なようですが、オヤジは去年野口五郎岳から裏銀座縦走の途中歩くのに、気を使うほど足元に咲いていたコマクサを思い出しました。しかし数株でも女王コマクサは可憐で存在感がありました、感激。 さて爺ヶ岳は北、中、南、とピークがありますが、中が一番高く爺ヶ岳を代表しています、北はほとんど訪れる人はいないようです。中峰で関東から来たとゆう二人連れの女性達に逢いました。この人達がまー感心するほど花の名前に詳しいのです。冷池山荘に向かう途中、オヤジは知らない花が(ほとんど知りませんが)咲いていると「これなんです?」としょっちゅう聞きます。邪魔くさがらずに即座に「なになにです」と明快に答えが返ってきました。小屋に着くまで判らないと結うのは無かったです、脱帽。 冷池山荘でオヤジが撮った写真(花の)を見てもらい名前を教えてもらいました。この先の花は先生と別れたので判りません、また?になります、すんません、詳しい方教えてください。
ところで、冷池山荘ですが(つべたいけ)と読むのが正解でオヤジは最初(ひやいけ)といって知らない人から軽蔑のまなざし、ある人に(つべた)と読むのです、と教えられ、カッコ悪いー初心者の辛いとこです。(聞くは一時の恥)
さて例に拠って山小屋の長い時間、部屋はゆったりで布団一枚にちゃんと寝られました。此処までは、ほとんど危険な所もなく初心者向けのコースでした。(えらそうに自分が初心者のくせに)さー問題は明日からのコースです。鹿島槍までは良いのですが、その先八峰キレットから五竜に行くか、大体半数以上は鹿島槍から戻り、種池小屋に戻るか、赤岩尾根で降りるみたいです。オヤジは気持ちはほぼ五竜に行くつもりですが、問題は天気です。三大キレットといわれる難関コース、前回みたいな雨では無理でしょう。 6時50分天気予報、皆さんテレビの前、関東、山梨は雨、それも朝からよく降るみたい。ところが長野は、午前中晴れ午後曇、ほんまかいなあーみんなも半身半疑、「降ったらヤバイでー」「まあいくだけいって、やばくなったらキレット小屋で泊まるかー」と男性二人、オヤジは今回予備日がないのでどうしても、五竜の山荘まで行かないと、次の日帰れない事に。しかたがない、途中で降ってきたら、しがみついていくかー(又岩にしがみつくのかいなあー)花の写真まとめて載せたのは、この先写真特に花を撮っている余裕がなくなったのです。7時過ぎから湿っぽい布団に包まり寝られなくても横になり、明日に備えます。 【 記: 洛西オヤジ 】 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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